史上初、タクシー料金値下げ

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タクシー料金値下げでどう変わるの?

タクシー料金はあまり変化しないイメージがありますが、昨今史上初の値下げが検討されているのをご存知でしょうか。乗る人にとっては大きな生活スタイルの変化となり得るニュースですし、タクシードライバーにとっては少なからず様々な影響があるかもしれません。またタクシー業界に転職を考えている人も、タクシーの運賃の変化は気になるところですね。タクシー運賃がどのように値下げするのか、そして今後タクシー業界はどうなるのか。詳しくご紹介していきたいと思います。

海外と比べてタクシー料金はどうだったのか

そもそも日本では「タクシーは高い、贅沢。」といったイメージを持たれる方が多いかもしれませんが、諸外国の運賃はどのようになっているのでしょうか。以下は、世界の主な国のタクシー初乗り金額のベスト5です。(2016年4月時点、換算レートによって若干異なる)taxi

  1. 【ロシア】初乗り:約1050円
  2. 【東京】初乗り:730円
  3. 【スウェーデン】初乗り:約690円
  4. 【イギリス】初乗り:約500円
  5. 【イタリア】初乗り:約550円

初乗り料金で見ると、日本のタクシーは諸外国と比べても高かった事が分かります。特に、旅行者から物価が高いとよく言われるイギリスよりも初乗り料金が高い傾向にあるのは驚きです。最近は、訪日外国人旅客数が増えてタクシー業界も対応してサービスを強化しているところですが、海外の方からは「サービスは良いけれども、日本のタクシーは高価で敷居が高い」という意見も多いのだそうです。

初乗り料金、都内ではいくらになるか

タクシー料金は、各ブロック内の法人事業者の全体車両数の70%を超える申請があったときに審査を始めるというルールがあります。ブロックとは、運賃の計算方法や単価を統一する地域の区分の事です。業界売上ナンバー1の日本交通グループが、この4月に初乗り運賃730円を410円に引き下げる申請をしました。また、他にも同一ブロック内の複数の会社から申請があるようで、早ければ来年2016年の4月に運賃引き下げが施行される可能性があります。申請されている運賃は初乗りが410円で、その後237メートルごとに80円加算というものです。

タクシー料金が値下げに至るまで

タクシー料金は長い間値上げやキャンペーンがあったものの、値下げはほとんど実施されてきていません。2002年にタクシーの規制緩和があり、様々なタクシー会社が増えて競争が激化し、サービスも多様なものが生れました。その際は、500円で乗れるワンコインタクシー等が話題になりました。そして2014年、増税に伴い都内のタクシー運賃はついに730円となりました。2015年には日本交通グループで、LINEでタクシーが呼べる「LINEタクシー」が始まったり、タクシー配車アプリが導入されたりして、タクシーをより利用しやすいようにする、近代化の波が来ています。今後は、より多くのお客様や訪日外国人旅客にも気軽に利用しやすいように、2016年4月に値下げが実行される予定です。

タクシー料金、値下げの影響

タクシー初乗り料金が値下げされる事により、どのような影響があるのでしょうか。まずは単純に、利用者数の増加が期待されています。日本交通グループの大国自動車交通では、他社と比較して圧倒的に多い月に16万回以上の無線配車等のバックアップもある上に、お客様を乗せる回数が増加し、ドライバーの売り上げアップが見込めます。日本交通グループは、現在もドライバー1人1人の平均売り上げの高さが業界売上ナンバー1を押し上げ、6年連続維持しています。また特に観光需要も増えていく可能性があるので、日本交通グループの大国自動車交通ではドライバーが観光案内をする「観光タクシー」のサービスも、さらに盛り上がっていくのではないでしょうか。タクシーが、値下げでより身近なものとなるなら、その分お客様の目が肥えて目線も厳しくなるかもしれません。タクシードライバーへの転職を考えている方は、そのような競争にも負けない、日本交通グループのように大手のしっかりとしたブランド力やサービス教育がある会社を選ぶと良いと思います。

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