40代50代の未経験者でもタクシードライバーに転職することは可能です

40代でも50代でも、タクシードライバーへの転職は十分に可能です。年齢を重ねるほど中途採用の門戸は狭まってくるものですが、タクシードライバー業界ならその心配はいりません。
検討段階にあるなら前向きに歩を進めてみましょう。

研修中も収入が入る

大手を始め、タクシー会社では男性女性を問わず幅広い年齢の方を対象とし、正社員を募集しています。実際に未経験から50代でタクシードライバーに転職し、充実した生活を手にしている方は大勢います。そのため、幅広い年齢の方にとって将来性のある仕事と言えるでしょう。
40代50代ともなると、新たな世界で一から物事を進めるのは勇気がいるものですが、スキルの習得について不安を抱く必要はありません。二種免許取得のサポートや研修制度を充実させているタクシー会社は数多く存在しています。真面目に取り組む意思があれば、プロとして活躍できる日はやってきます。
全くの未経験でタクシードライバーを目指す場合、入社してから乗務に携わるまでには1ヶ月はかかります。二種免許の取得や実務研修、東京や大阪などの都市部であれば地理試験にも合格しなければなりません。多くの方が気になるのは、この間の収入についてでしょう。
乗務に至るまでには会社側にサポートしてもらいスキルを身に付けていくわけですが、収入に不安を抱く必要はありません。各社研修中の社員にも手厚い待遇を用意おり、大手の中には日給1万円を保証しているところもあります。そのため、未経験の方でも研修段階から生活を維持するだけの給与を手にすることができます。

乗務開始初期には給与保障も受けられる

実際にタクシードライバーとして収入を得ていく上では、給与形態も気になるところです。多くは基本給にプラスして歩合分が加算される仕組みとなっており、お客さんの数に関係なく一定の給与は保証されています。基本給は17万円から18万円程が相場のため、成績が思わしくないときでも最低限の生活水準は保っていけるでしょう。
また、乗務開始から数ヶ月の間、給与保障を行っている会社もあります。そういったところであれば、一定期間無条件で基本給以上の収入を得ることが可能です。給与保障は乗務開始から3ヶ月が一般的で、大手などは30万円から40万円程を支給しています。安定してお客さんを獲得できるようになるには、ある程度経験を積む必要があるため、歩合分に波がある時期でも安心です。
入社してからお客さんをコンスタントに獲得できるようになるには多くのステップを必要としますが、その間も金銭面で困ることはありません。外から見れば厳しい収入環境に映ることもありますが、内情はドライバーに寄り添った手厚い給与制度が設けられています。そのため、生活水準を保った上で着実にスキルを向上させていけるでしょう。

培ってきた人生経験を存分に活かそう

もちろん、お客さんを乗せれば乗せただけ歩合分が加算されるため、努力が直接成果につながるのがタクシードライバーの世界です。そして、たくさんのお客さんを獲得するには、やりがいを見出すことが何より重要です。日々高いモチベーションを保ちながら乗務に当たっていれば、同年代の平均収入を超える給与を手にすることもできます。
その点、40代50代ならばやりがいを見出すことに長けていると言えます。また、進んでタクシードライバーを目指す方であれば、コミュニケーションの面でも自信を持っているでしょう。人生で培った対人スキルを活かせば、乗車中のお客さんが快適に過ごせる車内空間を演出することも難しくはありません。　
ドライバーに求める接客サービスはお客さんによって異なり、世間話を楽しみたい方もいれば静かに乗車したい方もいます。お客さんの状況を見極め、気持ち良く乗車してもらえる空間が演出できれば、乗務を継続していく上で大きなモチベーションとなります。タクシードライバーは、存分に人生経験を活かすことができる仕事です。接客にかけては40代50代の方が有利とも言えるため、プロのドライバーとなったその時には積極的に人生スキルを活用していきましょう。

体力面で不安を抱える必要もない

タクシードライバーはやる気と能力で勝負できる、やりがいのある仕事です。厳しい世界のようにも感じられますが、年収においてはドライバー平均400万円以上を実現させている会社もあります。50歳を過ぎて入社し、1年目から同年代の平均収入を獲得しているケースも少なくありません。頑張れば年齢に関係なく安定した生活ができるのです。
ただ、乗務が15時間を超える隔日勤務もざらにあるため、中には体力面で不安を感じることもあるでしょう。特に女性の方の転職となれば、長く続けていけるのか不安になるのも当然です。しかし、大手などは日中のみの乗務となる日勤も選択できるようになっており、体力を調整しながら続けていくことが可能です。8時に乗務を開始し、17時に帰車する勤務体制の中でドライバーを続けていくこともできます。年齢を重ねれば当然体力も落ちてきますが、そこは十分に配慮してもらえます。
40代や50代の方なら、体力面を補って余りある人間力があるわけですから、バリバリ活躍していけるでしょう。50歳を超えた方を歓迎しているタクシー会社は数多く存在しているので、検討しているなら飛び込まない手はありません。自身の能力を活かし、充実したドライバー生活を送っていきましょう。