研修制度と2種免許取得

タクシー会社に入社する約90%の方が未経験からスタートしています。
最初は不安ですが、入社してからの研修制度や、2種免許の取得費用の負担など
タクシーの研修状況についてまとめました。

2種免許がなくても大丈夫です。

タクシー乗務に欠かせないのが、2種免許ですが、ほとんどの会社では入社後に2種免許の取得をサポートしてくれていますので、普通免許取得から3年以上経過していれば、未経験のかたでもほとんでお問題ありまんせん。
また2種免許にも、普通一種免許と同様、「MT車(マニュアル、限定なし)・AT車(オートマ限定)」の2種類がありますので、オートマ限定の方でも心配いりません。
大型二種免許取得者は普通二種免許で運転できる車を運転できますので、新たに取得する必要はありません。

2種免許取得の条件

第一種免許取得者で運転経歴が3年以上(停止期間中を除く)経過していること(自衛官は2年以上)。

年齢:21歳以上

視力:両眼で0.8以上、片眼で0.5以上、深視力検査での誤差が2cm以下(眼鏡・コンタクトレンズok)。

色彩:赤、青、黄色の3色が識別できること。

聴力:10メートルの距離で90デシベルの警音器の音が聞こえること(補聴器可)。

ただし、以下の条件に該当する方は取得できませんので、ご注意を。
・法定で定められた病気(精神病等)や、中毒(アルコール・麻薬・覚せい剤等)の方。(かかっている方)
・交通違反や事故等行政処分を受け、欠格期間中の方(欠格期間が終了していれば取得可能)。

2種免許の費用負担について

ほとんどの会社では2種免許の取得費用は会社負担で取得できるところが多いですが、条件を設けているケースがありますので、こちらも入社前にご確認されるのが良いと思います。
当然2種免許を取得してすぐに退職されてしまうと会社としては赤字になりますので、免許費用を回収できる見込み期間が必要になります(期間は1年~2年程度)。取得費用は教習所によって変わりますが、大よそ20万円前後がかかります。ただ、中には退職したら全額請求してくるようなタクシー会社も存在しますので、注意が必要です。

≪研修制度について≫
各社2種免許を取得後にも研修制度を用意しているところが多いです、
ただ、品質は各社によってバラつきがありますので、初めての方は注意が必要です。
研修制度の充実度を見分けるポイントは実際に各社のタクシーに乗務してみるとその差がわかります。
大手のタクシー会社であれば、乗車した直後からお礼や道順の聞き方など細かく指導していますので、受け答えがしっかりしています。逆に研修がしっかりしていない会社のタクシーでは、マナーが悪かったり、受け答えが悪かったりと態度が悪い事に目がつくはずです。

サービスの質が会社を成長させる例

日本交通が最高品質のサービスを提供する為に作成したスタンダードマニュアルの成果

◆取組内容:(1)マニュアルの設定
どの黒タクに乗車されても常に同じサービスを提供するべく、2007年に「黒タク スタンダードマ
ニュアル80」を設定した。

(2)チェックの実施
2007年以後、「スタンダードマニュアル80」に基づき、乗務員の自己申告制意識チェック「スタンダードチェック」、職員が覆面調査・フィードバックを行う「モニタリングチェック」を年2回(4月・10月)実施。全社一丸となり、年2回のペースで両チェックを実施し、また日本交通グループ全体で任命された一部職員は通年でも乗車チェックを行い、それぞれの活動でタクシーの品質向上に努めている。

(3)黒タク以外のタクシーにも設定当初は黒タクと銘打っていたマニュアルだが、色を問わずタクシー全般的に品質を向上させるため、全タクシーへ適用。マニュアルに基づくチェックも、全車両の乗務員が対象
となる。

◆成果
2001年時点では、日本交通の売上の34%はタクシーチケット利用と無線配車が占めていたが、2007年には専用乗り場を加えた3つのチャネルで約50%のお客さまが日本交通指定でタクシーに乗車している。
2002年時点で、日本交通は都内主要タクシー会社の1日1車当たりの平均収入に比べ、3,808円高かったが、2007年時点ではその差をさらに6,715円まで広げた。
2004年では月間60,000台の配車が限界であったが、デジタル無線の使用もあり、2007年には155,000台の配車を達成し、お客さまから選ばれている。

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