未経験でも大丈夫!タクシードライバーに転職して月40万円以上の収入を稼ぐには
Contents
タクシードライバーの平均月収は、24万円前後といわれています。しかし、せっかく転職するのであれば、月収24万円だと少し物足りないという人もいるのではないでしょうか。
一般的な転職の場合、前職のスキルや実績が給与や待遇に反映するケースが多いですが、タクシードライバーは未経験でも努力次第で月40万円以上の収入が目指せます。
ここではその方法を、3つ紹介します。
積極的にアドバイスをもらい情報を集める
効率的なのは、稼いでいる先輩にアドバイスをもらいにいくことです。自己流で稼ごうとすると、試して失敗して、新たな方法をまた試してと時間の無駄になる可能性があります。
実際に稼いでいる人からの話ほど、貴重な情報はありません。休憩をとるタイミングや休憩場所、どのルートを通ってどこへ向かえばいいのかなど、細かく聞いてみましょう。タクシー会社は、売り上げをドライバーみんなで伸ばすことで会社全体の利益を上げるという意識で動いているため、競争意識から教えてくれないということはないはずです。
教えてもらったことは、とにかく真似をしてみましょう。真似るなかで自分に合うやり方を選別し、続けたりアレンジしたりしていきます。アドバイスをもらうことで先輩とのコミュニケーションもとれ、まさに一石二鳥です。
また、営業エリアに関する情報収集も重要です。道路や建物をなるべく細かく覚えるだけでなく、運転しながら様子を観察し、顧客を拾えそうな場所や時間帯を把握しておくとよいでしょう。
たとえば、午前中はビジネスマンの多いエリア、午後から夕方はタクシー乗り場、夜は繁華街など、時間帯によって異なる人の流れに沿って営業できるようになります。
また、人の流れは天候によっても異なります。急に雨が降り始めたらタクシー乗り場から乗る人も増えるでしょう。このようなことを踏まえ、ネットやラジオなどでさまざまな情報を集めることが大切です。さらに、営業エリア付近で開催されるイベント情報などを収集しておけば顧客獲得のチャンスが広がります。
1日の計画を立てる
1日の時間の流れと売上目標を設定することで、目標達成に向けた具体的な行動が明確化され、効率よく稼ぐことにつながります。売上目標を設定する際には、1日で10万円とざっくりした数値ではなく、時間帯ごとに設定するのがポイントです。
たとえば、15~22時に2万円、22~24時に3万円、24~5時に6万円とった具合です。時間帯によって、売上は大きく異なるため、それぞれの時間帯に合った目標を設定するようにしましょう。
計画を立てるときに大切なのが、具体的な数値に加え休憩時間の設定です。休憩時間は、6時間以上の勤務だと45分以上、8時間以上の勤務だと1時間以上を確保することが法律で定められています。
また、会社外の休憩時間は原則3時間までとなっています。休憩をとるのは、勤務時間のなかでも客足が落ちる時間帯を選ぶとよいでしょう。たとえば、深夜勤務の場合だと、午前4時頃に客足が最も落ちるといわれています。このタイミングで休憩をとれば、顧客ロスを最小限に抑えられるのです。
また、休憩をとる場所にもこだわってみましょう。午前4時頃は、広告会社やテレビ局など深夜でも動いている会社からの配車依頼がくる可能性があります。そのため、休憩後にすぐ動けるよう、近くにそういった会社のある場所で休むとよいでしょう。
このように、時間帯ごとの売上目標や休憩時間、休憩場所といった1日の計画を立てることが大切です。<時間の無駄をなるべく省く
時間の無駄をなるべく省く
しっかり稼ぎたいタクシードライバーにとって、無駄だと言えるのが停止の時間です。たとえば、30分間顧客を乗せて走る場合、赤信号で3回停まってしまうと全部で3分間のロスが生まれます。1日の勤務で30組の顧客を乗せた場合、単純計算で90分のロスにつながるということです。
では、どうすれば停止による時間ロスを減らせるのでしょうか。それは、常に周囲を確認しながら走ることだといわれています。信号がない裏道へ抜けられるよう、細かい地理を把握しておくことが大切です。また、左車線に駐車車両が多い道路では、なるべく左車線を避けて走ったり、バスやトラックの少ない道路を選んだりするのもひとつの方法です。
しっかり稼ぐタクシードライバーとして大切にしたいこと
稼ぐことを意識しすぎるあまり、事故を起こしてしまっては意味がありません。無事故・無違反は、タクシードライバーにとって基本中の基本です。事故や違反は、会社に迷惑をかけることにもなるため、プロのドライバーという意識をもち、運転しましょう。
また、乗車した人が快適にタクシーを利用してくれることも忘れてはいけません。笑顔で明るく接したり、丁寧なやり取りをしたりすることで、次回の乗車時に指名がもらえることもあるのです。
タクシードライバーで稼ぐためにできることからはじめよう
転職したばかりの頃は、新しい環境で新しい仕事内容ということもあり、なかなか余裕がもてないかもしれません。だからといって、何もしなくていいというわけではありません。
先輩に話を聞きにいくなど、できるところからやってみることが大切です。売上が伸びれば、仕事へのやりがいや楽しさがより感じられるかもしれません。月収40万円以上を目指し、チャレンジしてみましょう。