東京都内でタクシードライバーへの転職を検討している人はいませんか。
タクシードライバーは自分のペースで仕事ができる上に、やり方しだいでは高収入を目指せる魅力的な仕事です。

ただし、タクシードライバーは会社によって営業範囲が決まっているので、どのエリアで働くかが重要となります。
ここでは東京都でタクシードライバーに転職する魅力、ドライバーに人気のエリアについて紹介していきます。

タクシードライバーの仕事の魅力

タクシードライバーの仕事の魅力として、まず休みが多く取れることが挙げられます。
タクシードライバーの勤務体系には日勤、夜勤、隔日勤務とありますが、隔日勤務の場合は出勤日が月平均で12日程度です。

隔日勤務は休憩3時間含めて1日18時間勤務となるので大変ですが、出勤日の翌日には明番と呼ばれる休日が必ず入ります。
明番に加えて完全に休みの日が毎月6日ほどあるので、明番と組み合わせれば2連休や3連休を取ることも可能です。

また、頑張りしだいで大きく稼げるという点も魅力です。
多くのタクシー会社では固定給+歩合制を採用しているので、お客さんを乗せた分だけ収入がアップします。

もちろん、完全歩合制を採用しているタクシー会社もあります。
経験豊富なドライバーなら完全歩合制の方が稼げますが、タクシー業界未経験者が完全歩合制の会社を選ぶのはリスクが大きいでしょう。

未経験でも働けるという点も、タクシードライバーの魅力です。
多くのタクシー会社では未経験でも安心して働けるように、研修や教育プログラムを導入しています。
また会社によっては第二種運転免許の取得サポート制度があります。

東京都でタクシードライバーに転職するメリット

タクシードライバーに転職するなら東京都がおすすめです。
なぜなら東京都のタクシードライバーは稼げるからです。

一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会の統計調査によると、平成30年の全国男性タクシードライバーの平均年間賃金は約348万円となっています。
そして東京都のタクシードライバーの平均年間賃金は約470万円で、最も賃金の高いエリアとなっています。

東京都のタクシードライバーの年間賃金は全国平均に比べて100万円以上高いわけですが、なぜ東京都のドライバーはこれだけ稼げるのでしょうか。

タクシードライバーが高収入を得るには数多くのお客さんを乗せる必要があります。
そのためには東京都のような人口の多いエリアが有利なのです。

また、東京都は電車やバスなどの交通機関が発達しているので、自家用車がなくても生活に余り困りません。
自家用車を持っている人が少ないのでバスや電車が使えない時間帯や、天気の悪い日などはタクシーの需要が増えます。

さらに観光スポットも多い東京都は、国内外の観光客のタクシー利用も期待できます。

東京都のタクシードライバーに人気のエリアは？

タクシードライバーが高収入を得やすい東京都。
そんな東京都の中でも特にタクシードライバーが稼ぎやすい、人気のエリアがあります。
まずタクシー業界は会社（営業所）の所在地によって営業エリアが決まっていて、営業エリア内で乗車か降車のどちらかを行う必要があります。

東京都は5つの営業エリアに分かれており、その中でも特に稼ぎやすいと言われているのが東京特別区です。
東京特別区は23区、武蔵野市、三鷹市を含むエリア。
東京の中でも人口密度が高くタクシー需要が見込めるため、タクシードライバーには人気のエリアです。

ただ東京特別区といっても、その範囲は広大です。
特別区の中でも、どのエリアを狙えば効率よく稼げるのでしょうか。

特別区の中でも特に稼ぎやすいエリアが、都心3区と言われる千代田区・中央区・港区です。
千代田区・中央区・港区には政府系機関や大企業の本社、金融機関などが多く集まっているので、ビジネスマンのタクシー需要が見込めます。

また都心3区は23区の中でも大規模な繁華街がある新宿区と近いので、飲み会などで終電を逃した人を捕まえやすいです。

稼げるタクシードライバーになるポイントは？

千代田区・中央区・港区はタクシードライバーにとって稼ぎやすいエリアですが、全てのドライバーが稼げる訳ではありません。
漫然とタクシーを走らせるだけでは、売上も伸び悩むでしょう。
では、どんなことを意識すれば稼げるタクシードライバーになれるのでしょうか。

まず大切なのが、情報収集を怠らないことです。
ライブ、シンポジウムや講演会などのイベントでは、会場に多くの人が集まります。
イベント終了の時刻と会場の場所を把握し、イベント終了後に会場近くで待機していれば効率的にお客さんを見つけられます。

また、渋滞の少ない道・時間帯などの情報を記憶しておくことも大切です。
お客さんをタクシーに乗せた時は安全に運転するのが大切ですが、目的地まで早く送り届けられれば、回転率が上がり売上アップに繋がります。
お客さんを目的地まで早く届けるためにも、道路情報を把握して最適な進路選択をすることが大切です。

そして、稼ぎ時の時間帯を意識することも重要です。
タクシードライバーにとって稼ぎ時の時間帯は深夜料金が発生し、終電を逃したお客さんが増え始める深夜帯です。
タクシードライバーは個人の裁量で休憩時間を取れますが、深夜の稼げる時間帯は休憩を取らずに働いた方が売上アップに繋がります。