円満退職の秘訣 9選

1.お世話になりましたという姿勢

 
転職しようと思うからには、今の賃金や待遇、職場環境や仕事内容に何かしら不満がある事と思います。しかし不満だけを理由に企業に退職を申し出れば、当然企業はいい気持ちがしません。基本的な姿勢としては次の事を誠意ある態度で申し出ます。

1.自分がどうキャリアアップしたいのか
2.なぜ辞めないといけないのか

「2.」については「今の会社では実現できない」が前提となるので、どんなにポジティブな話をしても軋轢が生じるのは避けられません。
これを最小限に食い止めます。間違っても人間関係の苦や会社への方針の批判(と取られる態度も含めて)をしてしまうと、十中八九、喧嘩に発展します。意外と無意識的にこの部分で致命的な失敗をしがちです。

私の場合は自分が辞める事で影響を受ける同僚(引き継ぎをされるであろう人)に事前に話をしました。
ここから情報が漏れると面倒なので、そういった人とは普段から信頼しあえる関係を築く必要があります。

そして既に転職先から内定が出た上で、会社に申し出をしました。
つまり、もう後には引けない状態に持って行ったのです。手続き上問題はないですが、もちろん反感は買います。
しかし、引き止め合戦で時間と労力を使い、更に軋轢が深まるのは避ける事ができます。
色々な方法で責められるかも知れませんが、反撃をしようと考えてはいけません。
泥沼になります。転職活動をより安全に行うための代金と思って、会社からの圧力が合法的な範囲内であれば耐え抜いてください。
「お世話になりました。ありがとうございました」の態度を貫くのです。
(40代 男性 人事)

2.最後まで惜しまれる人になる!

 
私が4年間在籍していた会社での退職体験談を書かせて頂きます。
高校卒業からずっとお世話になっていた会社なので、本当に社会人としての基礎部分を叩き込んで頂けた職場と思っています。 
当時は毎日単調な作業だなぁと思いつつも自分の力が頼りにされることが嬉しくて、いつもはりきって仕事をしておりました。
内容は事務ですが在庫管理や売上管理、電話応対など以外にも様々な仕事を任されました。 
でも若さ故、違う世界も見たくなりついに退職を決意します。 自分で抜けにくい状況を作っておきながら、退職しますという願いはなかなか周囲から認めてもらえず、半年以上かかってやっと新しい人材を募集して頂け、引き継ぎ作業が完了し退職に至れました。 
誰が見ても分かるようなマニュアル作りをしてみたり、仕事が分担して取り掛かれるようにファイリングを工夫したりと、その時はいかに辞めやすい状況を作り上げるかに必死だった気がします。
退職して良かったことは やはり新しい世界を沢山見れた・知れたこと。 4年間の経験が生きて次の就職がすんなりと決まったこと。
またそこで身につけた能力をさらに活かせる仕事につながったことです。

退職は勇気がいることと思いますが、やはり毎日の仕事となると納得して取り組みたいですね。
もし退職しようかなぁと思ってらっしゃるのであれば、じっくり考えることも大事ですがえいやっ!とステップを踏んでみると以外に道が開けるかもしれません。
(20代 男性 庶務)

3.立つ鳥跡を濁さず!

 
9年働いていた会社を転職の為に退社しました。
銀行の事務職で融資業務をしていましたが、ノルマや厳しい仕事環境に体調を崩しがちになり、別の仕事をしてみたいなと思ったのが退職理由です。
ただ、辞めたいから「ハイ!やめます。」と言うのは自分としては絶対に嫌でした。
後々、残った人達に恨まれるのも嫌でしたので、角を立てないように円満に退職して次へのステップを踏みたいと考えました。

まず、始めたのが資格取得です。
医療関係の仕事に就きたかったので「医療事務」の資格を取る事にしました。土日中心にスクールに通って三カ月でメディカルクラーク2級の資格を取りました。
その間、スクールの方には仕事の斡旋を半年後に始められるように依頼しました。 
そのタイミングで前職場に伝えたので、半年前に退職の意思を伝えた事になります。

自分で決意してからは、9カ月後の退職です。
早めに職場に伝えたので、後任を探すのも充分に時間があったようです。
実際の引き継ぎ期間は、2週間半ほどでした。
退職後も分からない事があったら、遠慮なく聞いて下さいと後任と上司に話しました。
また、最終日にはお世話になったお礼に皆さんにお菓子とハンカチを配りました。
そんな感じでしたので、本当に円満に退職出来たと思います。
次の職場も退職後すぐに働けるうように、斡旋してもらえたので総合病院の受付の仕事が
すんなりと決まりました。
時間管理はきちんとしている職場なので、本当に良かったです。前職場での接客経験も生きて転職としては成功だと思います。
立つ鳥跡を濁さず!常にそう思って行動したのでその通りになり、大満足の円満退社です。
(30代 男性 銀行員)

4.表向きは結婚退職

 
地域のエリアマネージャーとして務めていました。
勤続年数は7年です。
仕事量に比べて人員がとにかく少なく、外勤もあるのに内勤のボリュームも多かったです。
19時に帰社してそれから会社で事務作業をしていたので、毎日帰りが遅く、9時~22時、23時といった勤務をしていました。
退職の前年に結婚もして、自宅でご飯を作るということが難しくなってきたため、夫と喧嘩も多く、心身ともに疲れきっていました。
年収にも満足していましたし、仕事内容も面白いものでしたが、
・体をすり減らして働くことに疲労が蓄積していたこと
・家庭のことが何もできなかったこと
・周りの相次ぐ退職
・社長への不信感
・社長のパワハラ
など、たくさんのことが私を押しつぶそうとしていました。

そして流産したことで退職を決めました。
夫が「家でのんびりして欲しい」と言ったことも大きな理由になります。

年度の変わり目に合わせて、退職は決めてからは2ヶ月も経たなかったように思います。
引継ぎは辞める2週前におこないました。
後任がまだいなかったので、一緒に働いている部署の方に、口頭とレポートでひとつひとつ仕事を説明しました。
特別なにかをやったというわけでもないのですが、最後まで会社のことや社長のことは悪く言わず、家庭との両立が難しいので自分の責任ということを周りに伝えました。
また退職のことは辞める2週前まで周りに話しませんでした。

退職してからは、今まで朝から晩までたくさんのストレスを抱えながら働いていた日々がなくなり、しばらく日々ぼんやり過ごしました。
でも家の掃除や料理に時間をかけたり、前からやってみたかったことをひとつずつやっていきました。
働くのは好きなので、その後週に3回パートを始めましたが、決まった時間の中で働けることでたくさんのことができます。
結果的に退職をして本当に良かったです。
(30代 女性 パート)

5.時間をかけて退職する!

 
普通は1ヶ月前くらい、業種によっては、もう少し前から上司に相談しての退職になると思います。

私の場合は、今回は半年以上かけて、徐々に退職に向けて準備をしていきました。

もう、ここの会社で長時間働くのは嫌だと思った私は、フルタイムではなく、週に3日の勤務にして欲しいと申し出ました。週に3日だと雇用保険に入れなくなると総務に言われて、それでもいいと言い、昨年の12月に雇用保険を脱退しました。

ハローワークに確認すると、「まだ会社を辞めてなくても、雇用保険を辞めたのなら、離職票をもらえます」

と教えてもらって、私はこっそり退職の準備をすることにしました。

週に3日勤務しながら、離職票を手にした私は、ハローワークで手続きを開始しました。

失業保険もあと少し待機期間が3ヶ月あって、失業保険給付は7月からでしたが、私はまだ週3日働いていました。ハローワークには、ちゃんと働いている日を申告すれば大丈夫とのことでした。

ハローワークに通ううちにWEBデザインの訓練校へ入校したくなり受験して合格しました。

さすがに学校へ通うと、週3日の勤務も難しいので、ここにきてようやく退職する旨を相談し、正式に退職することにしました。社員さんに再び相談したのは8月、退職は9月でした。抵触した翌週から、WEBデザイン学校への通学がスタートしました。

あと少しの期間は失業保険をもらいながら勉強して、翌年の春には新しい業種へ転職する予定です。
今回はうまくいっていると感じています。

3ヶ月の給付制限にお金に困るかもしれない時期を上手に乗り切ることが出来ました。
(30代 女性 デザイナー)

6.最後のあいさつはしっかりと

 
新卒で自動車メーカーに入社しました。
もともと車が好きだったのと、大学に企業の方が説明に来られているのを見て、なんとなく受けました。
実は就職活動はその1社しか受けていません。
もともと他にやりたいことがあったので、一般企業への就職はあまり考えていませんでした。
ただ、それで一人で暮らしていくのは難しいことも分かっていました。
結果、その会社に受かったのでそちらにお世話になることになりました。
でも入社1日目で「何か違う」と思いました。
学生時代はアルバイトを掛け持ちして日々忙しくしていたので、明らかに男尊女卑の古い体質の雰囲気を見て、望んでいたところと全然違うと思い、絶望しました。
それでも周りの方々に恵まれ、社食もあり、独身寮にも入っていたので、生きていくには十分な環境でした。
ただ、一日の仕事がお茶くみだけのようなことや、ただ時間が経つのを待つだけのことや、ひとつメールを送るにも上司に内容を確認してもらうようなことに嫌気がさし、もっと自分で考えて動きたかったため退職を決めました。

退職は入社した4月1日で考えていましたが、すぐに動いてもその先も未来が不透明だったので、結局2年働いて退職しました。
専門的な仕事もなかったので、引継ぎも特になく、最後はあっさりとしていました。

会社が悪いわけでもなく、就職活動で自分にあった会社を探す苦労をしなかった自分に原因があります。
お世話になった人ひとりひとりに挨拶をして、円満に退職できたと思います。
この2年は長い人生の中で何か意味があったのだろうかと思いました。
その後は理想の職場に出会うことができました。
2年も暇に苦しめられたので、どんなに忙しくても「あの時よりもマシ」と思いながら働いています。
(30代 男性 工場)

7.仕事で全力を出し切り早めに意志を伝える

 
総合病院の受付に転職して4年間働きました。 
そこで、知り合った男性と結婚する事になり同時に退職する事になりました。

前職場で、円満に退職出来たので今回もきちんと辞めようと思いました。
同じ職場に結婚相手がいたので、2人で結婚が決まった旨を上司に話しました。
大変喜んで下さいました。
退職の半年前です。結婚式は8か月後なので、そちらの方にも出席いただくようにお願いをしました。

私の仕事は病院の受付事務でしたので、引き継ぎ期間は後任に1週間ほどと短かったです。
結婚退職でしたので、同じ課の同僚や、上司にも結婚式の招待状を渡して出席のお願いをしました。
完全退職と思っていたのですが、上司から良かったらパートとして週に何日か来てもらえないかとお話をいただいたので、喜んでお受けする事にしました。
正社員として退職(非常に円満に退職できました。)した後も、パート社員として一年間、受付事務や後方でレセプト業務などを週に3日していました。

一年後に妊娠した事が分かったので、そのタイミングでパートの方も辞めることにしました。
こちらは特に引き継ぎもなく、辞める旨を伝えてから1カ月半後の退職となりました。
本当に周囲が喜んでくれてお祝いムードの中の退職。もう少し続けたかったなと未練もありましたが、
全力を出し切った感じもあり、こちらも満足です。

やはり、辞める時には回りに迷惑だけはかけないように、早めに意思を伝え、最後までしっかりと責任を果たして礼をつくすに限ると思います。
それが成功の秘訣だと思います。
(40代 女性 主婦)

8.引き継ぎは工夫して確実に

 
退職します、と言われていい顔をされるとしたら、よほどその企業にとって能力がないと見込まれているか、何らかの事情があって追い出したいな~と思われている状況でしょう。 
殆どの場合、人員不足で日々の業務が混乱することは その職場にいるメンバー全員に負担がかかりますから嫌がられるものです。 
常識としてはやはり、かなり早めに退職の意向を伝えておくことがマナーと思われます。 
また、自分が今まで請け負っていた仕事を他のメンバーの誰がやっても可能なようにわかりやすくしておくことも大切かと思われます。 
これは自分の仕事!と誇りを持って取り組むことも勿論大切ですが 万一急にその仕事が出来ないとなった場合、多大な迷惑を被ります。 
そうならないためにも日頃からマニュアルを作ったり、周囲の人に自分の仕事を理解してもらったりする工夫が必要となるでしょう。
私の配属された職場には当初マニュアルがなく、皆がそれぞれ自己流で仕事を進めていたため、二度手間が多くひとつの作業にすごく時間がかかっていました。 
そういう点を見つけて改善するだけでもかなり評価されるかと思います。
常に周囲を見回しながら、自分がどんな動き方をしたら皆がスムーズかな?を念頭において行動していれば必要な人材と重宝され、辞める際にも惜しまれながらも意見を尊重してもらえることと思います。
(30代 女性 企画)

9.有給休暇はしっかりと取るべき

 
リストラの場合でも、有給休暇はしっかりと取るべきです。
というのは、10年以上勤務した場合には、通常、1ヶ月程度、有給休暇があると思われます。
リストラの際、1ヶ月以上前に通達はされますよね。
そうすると、働く気力も失われるし、次の転職先も探さなければならない。
会社に来ている暇はないと思います。

有給休暇を利用し、就職先を探さなくてはならない状態になります。
私も、リストラと同じような目に遭いましたが、有給休暇が1ヶ月あったため、堂々と取らせていただきました。周りの反応も、リストラという退職理由は理解いただいていたので、取りやすかったです。
そして、有給休暇を取り、会社を退職。最後に会社に行って、挨拶をする程度でしょうか。
また、買い取りという場合もあると思いますが、有給休暇ですから、当然給与も出て休める訳ですから、買い取りはないでしょう。

私の場合は、1ヶ月ほどの有給休暇を、次の職場探しに使いました。
その当時、なかなか就職先が見つからず苦労しましたが、知人友人に相談しようやく決定。
有給休暇中に、次の職場で勤務するのはどうかと思いますが、しっかりと休んで次の就労に備えた方が良いでしょう。
有給休暇はしっかりと取ること。当然の権利なので、後ろめたさは全然ありません。
(30代 女性 営業事務)

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