東京都内でタクシードライバーに転職したい人必見!平均年収・給料や稼げるドライバーの特徴とは?

タクシードライバーは「夜勤があるのに給料が低い」というイメージを持たれることがありますが、実はそのイメージとは逆の職種といえるかもしれません。
ここでは、実際に東京都で働いているタクシードライバーの平均年収や給与、そして稼げるドライバーの特徴についてお伝えしていきます。
東京都内でタクシードライバーに転職したいと考えている人はぜひ参考にしてください。

東京都におけるタクシードライバーの平均年収・給料はどのくらい?

全国ハイヤー・タクシー連合会の調査によると、東京都における平成29年の男性タクシードライバーの年間平均給与は約418万円でした。
月給に換算すると約35万円になります。一方、全国における男性タクシードライバーの年間平均給与は約333万円で、月給に換算した場合は約28万円です。
よって、東京都は稼げるエリアであることがわかります。

なお、平成27年に国税庁が行った民間給与実態統計調査では、日本人の年間平均給与は約420万円となっています。
東京都の男性タクシードライバーの年間平均給与とほぼ同じですが、全国の男性タクシードライバーの年間平均給与と比べると90万円ほど高いです。

しかし、タクシードライバーの多くは歩合制であり、個人の売上が増えれば給料も上がります。
そして、働き方次第で売上を増やすことができるので、タクシードライバーは平均年収以上に稼ぐことが可能な職種といえるでしょう。

稼げるドライバーの特徴①時間のロスを減らしている

稼げるドライバーは時間のロスをできるだけ減らすように心がけています。
都心部で働く場合、1日におよそ30組のお客さんを乗せますが、渋滞や客待ちなどによって時間をロスして15組しか乗せることができなかったとすると、その日の売上は普段の半分になってしまいます。
防ぎにくい時間のロスはどうしようもありませんが、売上を増やすためにはできるだけロスを減らす必要があるのです。

ロスを減らすには、集客できそうな場所を日頃から調べておくことが効果的です。
お客さんを降ろした後にその場所まですぐに移動することで、次のお客さんを早く乗せることが期待できます。
ただし、集客が見込める場所を見つけたとしても、その場所だけにこだわるのは避けるべきです。
お客さんを送り届けた降車場所と集客が見込める場所との距離が離れている場合、戻ったほうが時間のロスになってしまいます。

この場合には、稼げるドライバーは営業区域外でなければ降車場所周辺で集客を行います。
そうすることで、新たに集客を見込める場所を見つけることができ、売上の増加につながる可能性があるのです。

またその他にも、日頃から渋滞を回避するためのルートを把握しておくことや、裏道を活用することも時間のロスを減らすのに効果があります。

稼げるドライバーの特徴②長距離移動のお客さんを狙っている

長距離移動のお客さんを狙っていることも稼げるドライバーの特徴でしょう。
なぜなら、ワンメーターよりも長距離のほうが距離単価が高く、売上の増加につながりやすいからです。
「ドライバーはお客さんを選ぶことができないので、長距離移動のお客さんを狙えないのではないか?」と疑問に思う人もいるかもしれません。
しかし、確率を上げる方法はいくつかあります。
その1つとして、深夜や日中のオフィス街で集客することが挙げられます。

終電の前後の時間帯はタクシーで自宅に帰る人が多いです。
都心部で働く人の多くは郊外に自宅があるので、長距離移動のお客さんを乗せる確率は高くなります。

また、日中でも移動手段としてサラリーマンがタクシーを利用することが期待されます。
営業などで色々な場所を回るために走行距離が長くなるかもしれません。
実際、タクシーの料金は会社の経費となる場合が多く、オフィス街においては日中のタクシーの利用回数が多い傾向にあります。
よって、深夜や日中のオフィス街はとても狙い目なのです。

その他にも、イベント帰りのタイミングを狙うという方法もあります。
イベントの規模にもよりますが、帰り道は疲れていることが多く、また電車やバスはたくさんの人でごった返していて乗りたくないと思う人も少なくありません。
そこを狙うことによって、長距離移動を希望するお客さんと出会える確率を上げることができます。

稼げるドライバーの特徴③コミュニケーションを大切にしている

稼げるドライバーはお客さんとのコミュニケーションも大切にしています。
気持ちのいい接客をすることにより、お客さんはとても嬉しい気持ちになります。

それだけではなく、最初に「駅まで」と言ったけれども「自宅まで」に変わって走行距離が伸びたり、片道だったのが往復になったりする可能性があります。
また、「次もこの人の運転するタクシーに乗りたい」と思ってもらえれば固定客ができるので、自然と売上の増加につながるのです。

その他にも、お客さんからのクレームを受ける確率が下がり、良い精神状態で仕事を行えます。
良い精神状態だと集中力が高まるので、より安全に配慮しながら運転できるようになるといったメリットがあるでしょう。

このように、コミュニケーションはお客さんや自分自身に良い影響を与えてくれます。
稼げるドライバーはそれを理解しているため、コミュニケーションを大切にしているのです。

コンテンツ一覧

コンテンツ一覧

-->

このページの先頭へ