40代で東京のタクシードライバーに!採用面接の事前準備のコツ
「面接は臨機応変に対応できれば問題ない」と考えていませんか?
私は初めての就職活動で、準備を怠ってしまいました。採用面接の前に準備しておけば、リラックスして本番に臨めたかもしれません。今回はあらゆる事前準備をしてから面接に挑んだ、私の実話をお話しします。
面接は準備で9割決まる!準備不足で大失敗!?
私は自分で言うのも恐縮ですが、合格率の低い難関大学に入学しました。最近はどこの企業も人手が不足しているので、「有名大学出身だから大丈夫」と考えていました。基礎的な就職活動テクニックは把握していたものの、採用面接の前に準備をしなかったのです。その結果、連戦連敗で現実は甘くないことを痛感しました。
結局100社以上に履歴書を提出したところ、内定を貰ったのはたった2社です。どちらも高待遇とは言えませんが、就職浪人は避けたかったのでその内の1社に就職を決めました。給料が安いことに不満を抱きながらも、人間関係には非常に満足していました。
40代に突入した頃、私はプライベートも充実させたいと考えて婚活サイトを利用し始めます。婚活サイトで出会った2歳年下の女性と意気投合し、無事交際に至りました。どちらも年齢のことがあるため、交際期間半年で結婚の話が出ました。彼女には当時中学生の娘がいて、私は「結婚するならもっと収入を上げたい」と感じていたのが正直なところです。50代になってからでは難しいと考え、私は家族を養うために高収入のタクシードライバーへ転職することを決意しました。
もう失敗しない!面接前の準備その1
そもそも私が勤めていたのは自動車部品の企業だったため、自動車業界の仕事には詳しかったと思います。タクシードライバーは高収入な仕事として有名なので、転職先に選びました。
以前の就職活動で失敗したことを生かせるように、今回は面接前の準備にこだわりました。高額収入の仕事へ確実に就職するため、転職エージェントを利用したこともポイントです。転職エージェントでは面接で聞かれる質問を教えてくれるので、非常に質の高い準備をすることができました。志望動機や自己PRは添削して貰い、受かりやすい履歴書を作れることも転職エージェントの魅力です。さらに、面接時のマナーや服装など、さまざまなテクニックを教えて貰いました。
転職エージェントだけに頼らず、人事部の友人に協力して貰って面接シミュレーションを行ったこともポイントと言えるでしょう。友人は実際に面接官を担当していることもあるので、人を見る目は確かです。面接シミュレーションで、「~ですが」という言葉を頻繁に使う癖を見つけることができました。立っている時に重心が右側に寄っていることも、友人に指摘されて初めて気付きました。このように面接シミュレーションでは面接の雰囲気を体験し、自分では気付かない癖や欠点を見抜けることが最大のメリットです。
さらに質の高い事前準備を!面接前の準備その2
転職エージェントのキャリアアドバイザーに添削して貰った結果、書類審査は応募した3社全てで通過しました。面接前には転職エージェントのアドバイスやシミュレーションに加えて、実際にタクシーへ乗車したことがポイントです。3社のタクシーへ乗車すると、ドライバーの対応やシステムを自分の目でチェックできます。1度乗車しただけでは個人差があるので、2回ずつ乗るようにしました。比較しながら乗車するとドアを開けるタイミングや乗車中のトークなど、さまざまな点で違いが見えてきました。この時に感じたことを面接で話し、「細かいところまで見てるね」と言われた時は嬉しかったです。
さらに質の高い準備をするために、面接会場まで行ってみました。実は平日と祝日でダイヤの異なる電車があり、到着時間が10分程度違うことが分かりました。当日に違うことが発覚すれば焦ってしまうので、準備しておいて良かったと思います。特にややこしい場所にある企業は、事前に交通機関や道を確認しておくと良いかもしれません。
私はこれらの準備をした上で、面接に臨みました。さまざまな不安要素を解消できるため、本番は本来の自分の力を発揮できました!
タクシードライバーは家族サービスができる!
初めての就職活動とは違ってさまざまな準備を行ったので、3社全てで内定を貰うことができました。以前は100社中2社、今回は3社中3社という結果を見れば事前準備の重要性が理解できるでしょう。私は3社の中で最も給料が高く、信頼性の高い大手企業へ入社しました。
現在は東京のタクシードライバーとして前職の1.5~2倍高い給料を実現しています。転職活動が終了したタイミングで入籍し、仕事とプライベートの両方を充実できました。タクシードライバーは隔日出勤であれば1ヶ月の半分が休日となるため、家族サービスできることが魅力です。まとまった休みがある時は旅行に行き、娘の体育祭や文化祭は妻と私の2人で参加しています。娘は高校生になって演劇部に入部したので、家族で観劇にいくことも多いです。
さらに、家事を分担できることも、タクシードライバーのメリットと言えるでしょう。掃除は基本的に私が休日の時に行い、洗濯や料理は私と妻で分担しています。高校が自宅から遠いので、雨の日は私が娘を車で送迎することもあります。家事を分担すれば喧嘩をしないため、結婚を考えている人は是非タクシードライバーを検討してみてください。その際、事前準備をすれば良質な企業に就職できる可能性が一気に高まります!
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