仕事を変えるという時は、どの歳でも大丈夫だろうか？という不安はつきものですが、特に50歳過ぎてからだと、定年までの間に仕事をするとなるとかなり条件は限られてきます。
しかし条件に合う職種や会社とその会社の求める人材には当てはまらないことも多くあります。そういったとき、求人の需要が多そうなタクシー業界でタクシー運転手として転職したいと考える方も多いはずです。
ですが、タクシー運転手は体力勝負でブラックという世間的なイメージから「やっぱり働くのは難しいのか…」と更なる不安に直面すると思います。そしてタクシーの仕事が楽ではなかったらという不安を感じている人もいるはずです。そこで、タクシーの仕事はきついか楽かについてお伝えします。

上司がいないということ

タクシードライバーの仕事の特徴として、上司がいないというメリットがあります。オフィスワークの場合は、上司からのパワハラやモラハラ、いじめといった精神的な苦痛を受けるリスクがありますが、タクシードライバーは基本的に１人で仕事をすることになるので、そういった心配は無用です。
その点を考えると、タクシーの仕事は楽だと感じる人が多いでしょう。特に会社組織の中でストレスを感じて仕事をしてきた人にとっては、自分の裁量でのびのびと仕事ができると感じるはずです。

長時間勤務で深夜も働くこと

タクシードライバーは、長時間労働で深夜帯でも働くため、きついという印象を持っている人もいるでしょう。確かに休憩をとることなく運転し続けるのであれば、かなり過酷な仕事になります。
しかし実際、常に体力的に追い込まれた状態では安全運転をすることができません。そのため休憩はドライバーの判断で、いつでもとれることになっています。また眠りたい場合は、タクシー会社に仮眠室も用意されています。適時休憩しながらできるのできつい仕事ではないと言えます。

連休や休みが取りやすい

どの仕事も始める前はどのくらい休みがとれるのか、有給が取得しやすいのかと気になるポイントです。タクシードライバーの仕事は、会社のシフトにもよりますが実は連休が取りやすいといわれています。
シフトによって三連休になることも多く、有給休暇も取得できますので3連休より長い休暇をとることも可能です。そしてタクシーの仕事で最も大切なことは、健康な状態で安全運転すること。そういったことから、ゆっくり休むことができる勤務体制が整っています。一般の企業よりも、休みはとりやすいといえるかもしれません。

ノルマなくて稼げる

働けば働くほど収入を増やせるタクシードライバーは、魅力的な仕事だといわれています。しかし、ノルマがあるとすると営業職と同じようなきつさを感じることになります。営業職で苦労した経験がある方は、ノルマはできれば避けたいと感じるはずです。しかし、タクシーの仕事にはノルマはありません。慣れてくると一定の時間を安定して営業運転をし、コンスタントに稼ぐことができるようになります。
ノルマに苦しめらがちだと思われますが、自分が頑張れば必ず報酬として返ってくるのでやりがいもあります。以上の点から、総じてタクシーの仕事は楽だといえるのではないでしょうか。そしてまとめて自分の努力や工夫次第で天職にもなるため、体調管理に気をつけていけば長く働いていける仕事と言えるでしょう。