旅行代理店からタクシー乗務員への転職

旅行代理店からタクシー乗務員への転職タクシー乗務員は安定していて稼げる職業です。

タクシー乗務員という職業に興味があるけど、収入の面で安定しているか気になるのではないでしょうか。
タクシー乗務員は安定していて稼ぐことができる職業です。

実際に旅行代理店からタクシー乗務員へ転職した事例について紹介します。

タクシー乗務員のノルマとは?

旅行代理店の営業にはノルマがあるということをご存知でしょうか。
旅行代理店のノルマは月に決まった人数以上のお客に予約をとらなければならいというもので、ノルマが達成できないと厳しいものがあります。

実際、旅行代理店からタクシー乗務員へ転職した方の中には「旅行代理店はノルマがきつかった」と感じていたようです。
それでは、タクシー乗務員にはノルマがあるのでしょうか。タクシー乗務員には、「足切り」と呼ばれるノルマがあります。
この足切りは厳しいノルマという訳ではなく、旅行代理店に比べてタクシー会社は目標が達成できる範囲であるため安心です。

また旅行代理店はお客が店舗に来るまで待たなければなりませんが、タクシー乗務員は、足切り額を超えることができるようにさまざまな営業方法を実践することができます。足切り額を超えるための営業方法とは、付け持ちや流し、配車などがあります。
付け持ちはタクシー乗り場や駅前で待つ方法で、終電後や雨の日に有効です。
流しは運転しながらお客を見つける方法で、配車はタクシー会社からの配車依頼を受けることです。

このようにタクシー乗務員には足切りというノルマがありますが、そのノルマを達成するための営業方法が色々とあるので、精神的なストレスは旅行代理店より軽いといえるでしょう。

タクシー乗務員の休みとは?

タクシー乗務員というと、やはり長時間労働で休みが少ないというイメージがあるのではないでしょうか。
実際、タクシー乗務員の勤務形態は、18時間程度働く隔日勤務という働き方が多く、長時間労働です。

しかし、18時間ずっと働いているわけではなく3時間程度の休憩があります。さらに隔日勤務で働いた翌日は必ず休みになります。
これは国の制度で休みが保証されているため安定しているのです。タクシー会社の労働時間の法定規則は1ヶ月のうちで拘束時間は262時間までとなっています。

隔日勤務の場合の拘束時間は21時間以内、勤務終了後20時間以上の休憩が必要となります。
したがってタクシー乗務員が出勤する日数は、1ヶ月で最大13日です。他の日は休みとなるので、今までより少ない労働時間で同じ収入を得ることができるのではないでしょうか。

また勤務日の翌日の休みと公休日を組み合わせれば、連休を取ることも可能です。
小さい子供がいる家庭を持っているのであれば、連休を利用して家族サービスすることもできるでしょう。

このようにタクシー乗務員は、周りの人が思っているほど、休みが少ないわけではありません。

タクシー乗務員の収入とは?

タクシー乗務員のノルマのところで、足切りの話をしましたが、足切りの金額よりも売上が上がったとしたらどうなるのでしょうか。
タクシー乗務員は歩合制でもあるので、目標を達成すると賞与がもらえる環境です。
タクシー乗務員の賃金額は、固定給+(月間営収額-足切り額)×歩合率で求められます。

したがって収入を増やしたいのであれば、いかに足切り金額を超えて売上を伸ばすかがカギになります。
タクシー乗務員の平均年収は308万円ですが、努力したら努力した分だけ稼げる職業です。

特に人口の多い東京都内であれば、頑張れば頑張った分だけ稼ぐことができるのです。
また、タクシー乗務員の年収は事業所の規模によっても異なり、事業規模が大きい事業所ほど年収が高くなっています。

事業規模が大きければ、配車システムなどが整っているからではないでしょうか。
タクシー乗務員でより多くの年収を得たいと考えているのであれば、東京都内の大手タクシー会社に転職しましょう。

大手タクシー会社では、タクシー乗務員が未経験であっても第二種免許取得のためのサポート制度や充実した研修制度があるので、旅行代理店からの転職でも安心です。

安定しているタクシー乗務員

未経験の職種への転職は年齢が上がると難しくなり、正社員となるとさらに転職が困難になるのではないでしょうか。

大手のタクシー会社なら、未経験であっても年齢が高くても正社員で働くことができます。
さらに終身雇用制になっているところが多いので安定して働けます。働く環境が安定しているにも関わらず、シフト制であれば比較的休みを自由に取ることが可能です。
旅行代理店で働いていた時は、土日になかなか休みを取ることが難しく、子どもと遊びに行くことができなかったけれど、タクシー乗務員に転職してからは土日に休めるようにシフトを調整してもらって家族サービスができたという成功例もあります。

大手のタクシー会社であれば福利厚生もしっかりしています。従業員が利用できる保養所施設が完備されていたり、自社工場によるマイカー車検修理割引制度を利用できたりします。女性の場合だと他の職種より産休や育休が取りやすい環境です。

育休明けはいきなりタクシー業務をするわけではなく、簡単な事務仕事から始めることができるので、結婚して子どもができても長く働くことができます。
このような点から、タクシー乗務員は安定した職種であるといえるでしょう。

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