タクシー運転手に転職するなら、日本全国だと東京が一番良い?
転職する際に、同じ職種であればやはり条件が良い所で働きたいと思うのは当然のことです。
地域によって左右されない職業もありますが、タクシー運転手だと日本全国でタクシーが走っているので、ご当地ならではだったり色々な特色があるかと思います。
そういった中でどこがやはり良いのか、今回は地域から見るタクシー運転手の働きやすさをご紹介します。
タクシー需要があるのは大都市に集中している
タクシー運転手として転職して稼ぎたいという目的がある方であれば、首都圏を中心とした大都市で営業する必要があります。一般的なタクシー運転手のひと月あたりの勤務回数は12回から15回程度で、この回数で確実に稼げるタクシー運転手になるには、多くのお客様に利用してもらうことが大前提となります。
多くのお客様は地方都市で望めないのは誰しも理解できるはずです。多くのお客様に利用してもらうには人口密度の高い大都市が働き場となります。そこで他の大都市ではなく東京都を中心として稼ぎについて説明してみます。
人口密度の高い場所としてはやはり東京、大阪、名古屋などの大都市になりその中でも人口が最も多いのが東京都です。しかし、東京ならどこでもいいというワケではありません。
都内でも特にタクシーのお客さんの利用が多いのが東京23区・武蔵野市・三鷹市の「特別区・武三地区」と呼ばれるところが最も稼げる場所です。
東京都以外の地方都市では、人の数も東京都内に比べて少なく観光が中心になってしまい稼ぎも都内に比べ劣ります。更に観光名所は年間通して行ける場所でないところがおおく四季によって稼げる時期も狭まってしまいます。
地域によって営業スタイルを変える
勤務地を適切に選んでもタクシーの営業スタイル方法に誤りがあると稼ぎにつながらない点も理解する必要があります。
タクシー運転手の稼ぎ方として大きく分けて、駅や乗り場にタクシーを停めてお客様を待つ付け待ち営業と、道を走りながらお客様を探す流し営業、お客様の要請でお迎えにいく配車の3つに分類されます。
付け待ち営業の特徴は、タクシー運転手が順番にお客様を乗せる営業スタイルでお客様を選べません。近距離のお客様もいれば、遠方まで行く長距離のお客様もいます。この場合、近距離のお客様を数多く乗せても売上はあまり期待できません。
流し営業は、流しながらお客様を乗せる営業スタイルで主に繁華街やの飲み屋街などで行われる営業スタイルです。大きな繁華街、飲み屋街がある大都市ではマメに周回することで一定のお客様を乗せることも可能ですが週末に集中するため平日の売上が芳しくないというデメリットも発生しやすくなります。
付け営業、流し営業のどちらの営業スタイルでも下記ポイントを抑えて営業すると良いでしょう。
・富裕層ちの多い場所(港区など)
・大きな会社が多い場所やビジネス街(大手町周辺)
・坂の多い場所(杉並区、目黒区、世田谷区など)
・飲み屋街、繁華街の多い場所(新宿区、渋谷区、新橋など)
タクシー運転手の稼ぎ方
一般的なタクシー運転手の勤務は、月に12回から15回程度と言われますが1回の売上が平均は4万円前後が多く計算すると月48万円から60万円が売上となります。この売上から6割ほどが運転手の売上となるので月額28万円から36万円前後の収入となります。
勤務回数で比例すると良い給与に見えますが固定された給与と歩合給を足した金額なので必ずしもこの金額が保障されるわけではありませんし、夜勤も含めての月額なので拘束時間で換算するとそれほど高級という訳でもありません。
様々な人に出会える東京
大都市の場合、年代を問わず比較的気軽にタクシーを使う方が多くいます。特に東京だと細かい地図を頭に入れて快適なお客様を目的地に届けられれば、チップをはずんでくれるかもしれません。また政治家やタレントなど、テレビでしか見られない人と出会いたいミーハーな性格ならば、東京での就職が良いとも言えます。
眠らない街・東京では24時間ビジネスチャンスがあります。深夜は割り増し料金なので少しでもお金を稼ぎたい人は、東京の夜を走るのが良いでしょう。東京は自分の努力次第でいくらでも収入がアップする場所と言えます。
頑張って大きな収入を稼ぎ、年収600万円以上を稼いでみたいという方は東京でバリバリ頑張るほうが良いでしょう。中には800万円や1000万円近くを稼ぎ出すツワモノもいるようです。地方からの上京組みも歓迎してくれて、寮も用意してくれているタクシー会社もあるようです。