仕事中にもらえる感激


タクシーの運転手はあまりいいイメージがない方がまだまだ多いかもしれません。
私も昔はそうでした。
私は女性ドライバーとして今では誇りを持って仕事をしています。
確かに体力的にも精神的にも大変なことはたくさんあります。
特に男性より女性の方が負担もあるかもしれません。
しかし、お客様からの感謝・感激を直接もらえるところは、とても遣り甲斐があり、仕事を続けるモチベーションにもなっています。

先日もとてもうれしいことがありました。
それまでたびたび介護タクシーを利用するご高齢のお客様を乗せることがありました。
その方は、足が不自由で補助具を装着していました。
でも最近はリハビリなどで杖を使って、少しずつ歩けるようになっていたのです。
見守っていて、介助が必要なときにはお手伝いをするようなかたちで接していました。
この女性はとても穏やかで、会話をしているとなんだか落ち着くような雰囲気を持った方でした。

以前一度だけご主人様の送迎をしたこともありますが、ご主人を玄関先まで見送るときにもとても穏やかな感じでした。ご主人は一般タクシーの利用をしています。

ある日、奥様もだいぶ身体が回復したので、一般タクシーを利用することになりました。
たまたま近くにいた私がお迎えに上がったのですが、ご主人がでてきてくれました。
タクシーを降りてご挨拶すると、家にいる奥様に向かって「タクシー来たぞ。」のあとに私の名前を呼んでくださったのです。
何気ないやりとりですが、私はとても感激しました。
なぜならば、奥様とは何回もお会いしていますが、ご主人とは一度しかお会いしたことがなかったのです。
一度しか会ったことのないのに名前を憶えててくださってとっても嬉しかったです。

そしてなかから奥様の声で、「○○さんがきているなら、早くいきます!」という声も聞こえてきて、さらに感激しました。
いつもは落ち着いている奥様も満面の笑みであらわれたのです。
そんなご夫婦の対応をみて、私の迎えを喜んでくださってる。と思うとまた、嬉しさが溢れました。

もしかしたら、他の方からすればほんの小さな出来事にすぎないのですが、私からすれば大きな喜びと感激でした。
このような嬉しい出来事があると、多少のつらいことがあってもやっていけるのです。
これからもお客様のために尽くしたいと思いますし、誠心誠意やっていくつもりです。
タクシー運転手になって本当に良かったと思います!最高の仕事です!

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