笑顔がステキな新入社員


高校を卒業し、新入社員として入社した男性がいました。
社会人としてもそうですが、タクシー業界をも新人で素人くんです。
全てにおいて一から教育していく、ということでとても教え甲斐がありました。

若いということもあって、覚えるのが早いなというのが私の感想でした。
周りの先輩ドライバーも関心していました。

しかし、なんといっても彼の特長は「ステキな笑顔」でした。
彼の笑顔は周りにもお客様にもパワーを与えてくれます。

先日、新入社員の彼が乗せたお客様からお電話がありました。
「今日病院までタクシーで送っていただいたんですが、体調が悪く辛く苦しかったのですが、運転中も降りるときも優しく接していただきました。
おかげで病院につくころには、体調も少しよくなったように感じました。
本当にありがとうございました。」
電話があったことを彼に伝えると、「いつもと同じように運転をしただけです。」と笑顔も一緒に返ってきました。

また彼にはこんなこともありました。
坂道の多い地区に住んでいる老夫婦から最寄りの駅までの迎車依頼がありました。
そこの地区から駅まではそんなに距離がないことから、依頼する電話口では申し訳なさそうな言い方だったそうです。
そんな老夫婦を迎えに行ったのが新入社員でした。
乗車するやいなや「近くて申し訳ありません。」と何度も言っていたようです。
駅へ送り届けたあとに新入社員はお二人に対して「近くても大丈夫です!またいつでも呼んでください。」
と笑顔で声をかけていたそうです。
とてステキな笑顔だったと奥様が喜んでお電話してくださいました。

新入社員がある時、平日日勤のときに、病院近くや病院前で待機するようになりました。
病院へ通院されている方に高齢者が多く、タクシーを利用するのではないか?と考えました。
小さい病院はタクシー乗り場もなく、駅から遠いと困っている方がいると思ったのでしょう。

そんなときに病院近くでお客様を乗せることになりました。
お客様は体が少し不自由で、歩くのが少し遅い方でした。
時間をかけてタクシーまで歩き、乗り込んできたお客様は「時間がかかってすみません。」
すると、新入社員は「お客様のペースでゆっくりで大丈夫です。」とドアを抑えて待っていました。
この言葉に驚いて「そんなことを言われたのは初めてです。」と感激していました。
タクシーの運転手さんは少し怖いイメージもあって、ゆっくりしか歩けないのでいつも乗るときに嫌な思いをしていたそうです。

そんなことに感謝をしてくれるお客様がいるんだと、新入社員は感謝の気持ちでいっぱいになりました。

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