トップダウンかボトムアップか―日本交通、コミュニティ経営とは 

takushi-keiei

一般的に、企業では経営の形としてトップダウンかボトムダウンかのどちらかを選択するべきと思われがちです。トップダウンであるべきなのか、ボトムアップであるべきなのかは一概には言えません。それぞれメリットやデメリットがあり、働く社員も、どちらにせよ向き不向きがあると考えられます。今回は、日本交通グループの経営からコミュニティ経営を考えていきたいと思います。

トップダウンかボトムアップか

%e7%b5%8c%e5%96%b6sub01昔からある、気質の変わらない大手の企業は、トップダウンであることが多いようです。また、トップダウンから脱却しようとしていることも多いです。ボトムアップが必ずしも良いという訳ではありませんが、たくさんの意見を吸い上げることができるという点においてはメリットとなり得ます。トップダウンから脱却しようとしている企業の中には、企業の上層部が脱却できていると思い込んでいるという場合も、往々にしてあります。「私たちは、意見をきちんと発言できています」ということすら、言わされていることがあるのです。若い社員が増えれば組織が変わると言われることもありますが、入ったばかりの新入社員が本当に思ったことや改善点を挙げて「そういうことは言わない方が良い」と言われてしまったら、その組織は変わるチャンスを失ったことになります。
7年連続売上高1位の日本交通グループを例にとると、優れた組織というのは「トップダウンなのか、ボトムアップなのか」という意思決定のスタイルを持っていない事の方が良いのではないでしょうか。つまり、テーマによって柔軟に主導権を採るメンバーが変わっていくということです。沢山の人がいれば、それぞれに専門分野や詳しいことが違います。本当の意味で人を活かすには、ことても良い方法です。言い換えると「コミュニティ」全体で意思決定をしている、ということです。

トップダウンによるデメリット、ストレスとは

星野リゾートの人材活用でも、トップダウンでの失敗談が語られています。昔、社員が辞める最大の理由が「組織における夢と現実とのギャップ」であったそうです。トップダウン方式での経営に、議論の場も設けていなかったそうです。社員たちは命令で動くことにストレスを感じていたのです。人は、自分の意見が重要視されていないと感じたり、自分は組織からいなくなっても別に何の影響もないと考えると、有能でやる気がある人材が特に退職を考えます。

日本交通のコミュニティによる意思決定とは

日本交通ではFacebookを通じて意見交換や意思決定がなされていくそうです。トップである川鍋会長が意思決定を行ったり、現場からのボトムによる意思決定も多く存在します。この方式により、情報の回転スピードがとても速いそうです。Facebook上では情報がスピーディに上がり、トップもボトムも関係なくコメントを挟んでいきますし、一度決めたことが下からの意見によって修正されることもあります。トップダウンなのかボトムアップなのかという事ではなく、情報を素早く回転させることにより、全員が同じ絵を見ながら、「コミュニティ」で決めているといいう形です。

日本交通グループなら社員一人一人が活躍できる

%e7%b5%8c%e5%96%b6sub02日本交通グループ、大国自動車交通では、これまで重ねてきた年齢が経験となり、お客様に喜んでもらえるチャンスになります。お昼時に混まない道を選んだら、お客様と仲良くなり、それ以来指名していただけた!なんて嬉しい事もあります。 誰でも伸ばすことができる長所があります。そこを見つけることが高い接客サービスに繋がっています。
サブコンテンツ

タクシードライバーのコラム集

このページの先頭へ